最近、ミランダ・カーやローラ、
多くのセレブやモデルたちの間で噂の「バジルシード」。
美容と健康に効果的なスーパーフードと言われながらも、
「危険」や「副作用」などの噂もあります。
そのブラックな噂は本当なのか?
一体何が原因なのか?
バジルシードを安心して利用する為にも、
噂の真相を探ってみました。
バジルシードに副作用はあるのか?
結論から言いますと、バジルシードは自然の食物ですので
副作用は無いと言われています。
ですが、気になる以下のような報告もあるようです。
・便秘になる。
・下痢になる。
・発がん性物質が含まれている。
・薬やサプリメントの効果低減。
・アレルギーになる。
美容と健康に優れていて、ダイエット効果も期待できるバジルシードに、
まさかこんな報告があるとは・・・、ちょっと怖いですよね。
一体どういうことなのか一つずつ真相を暴いていきましょう!
便秘になる
バジルシードの効果の一つに「便秘解消」と言った効果があります。
ですが、相反する「便秘になる」注意点もあると言われているのです。
まず、バジルシードが便秘解消の良いと言われる根拠ですが、
バジルシードには、約55%の豊富な食物繊維が含まれている為、
便秘解消に効果的と言われています。
ですが、バジルシードに含まれている食物繊維のせいで、
便秘がひどくなる事があると言うのです。
その真相を暴くには、どうして食物繊維は便秘を解消するのかを
知ると分かりやすいと思います。
まず、食物繊維とは「基本的に人の消化酵素では消化されない」
と言われています
そんな食物繊維は大きく、
「水溶性植物繊維」と「不溶性食物繊維」の2つに分けることができます。
水溶性食物繊維が便秘解消に良い訳
水溶性食物繊維は文字通り水に溶ける食物繊維になります。
実際には、溶けると言うより、腸内で水分を抱え込むイメージで、
便を柔らかくし滑りも良くなるので、
体外へスムーズに排便させる働きがあると言われています。
不溶性食物繊維が便秘解消に良い訳
不溶性食物繊維は、胃や腸で水分を含んで数倍に膨らみ
便の量が増して腸内を刺激します。
そうすることで蠕動(ぜんどう)運動を活発にします。
更に、水分を蓄える力が優れている為、
便に適度な水分を与え、柔らかくし排出しやすくするなど
重要な役割を担ってるんですね。
ですが、不溶性食物繊維は、
体内の水分が少ないと便に水分を与える事が困難になり、
柔らかくする事ができません。
その場合、便秘になる可能性があるのです。
そして、バジルシードに含まれている食物繊維のほとんどは、
不溶性食物繊維といわれています。
つまりバジルシードを食すときは十分水で戻してから摂取しないと、
逆に便秘になる危険があると言う事になりますね。
ちなみに、バジルシードを水につけて戻す時間は
約15~20分程度が一般的なようです。
もっと時間をかける方もいるようですので
いろいろ試してみる事も良いでしょう。
下痢になる
便秘とは逆に下痢になると言う方もおられるようです。
これもバジルシードの食物繊維が不溶性だからと考えられます。
そのため、必要以上に摂取すると下痢になると言われています。
更に、バジルシードは便秘解消に効果的な事は先ほども言いましたが、
もともと、便秘ではない人や、お腹のゆるい人が摂取すれば
下痢になることは想像できます。
バジルシードに含まれている食物繊維である
「グルコマンナン」の1日の摂取量は4~5gと言われていますので、
バジルシードに換算すると1日の摂取量の目安は9gになります。
必要以上の摂取は控えたほうが良いでしょう。
発がん性物質が含まれている。
これって、ちょっとヤバくないですか?嫌~な感じですよね。
美容と健康が売りのバジルシードでガンなんて・・・。
ですが、安心してください!(どっかで聞いたような)
事の真相は、バジルシードではなく「保存状態」と言われています。
以前、バジルシードからカビが検出されたことがあったようです。
そのカビには「アフラトキシン」と言われる毒があるのです。
アフラトキシンとはカビ毒(マイコトキシン)の一種で
発がん性のある毒の様で非常に発ガン性が強いと言われています。
保存状態が悪いことでバジルシードにカビが発生したと考えられますね。
バジルシードだけではありませんが、
輸入品を購入する際は、安心できる店舗やサイトでの購入が大切です。
なるべく品質の良いバジルシードを選ぶようにして下さい。
薬やサプリメントの効果低減。
バジルシードには「グルコマンナン」という
豊富な食物繊維が含まれています。
グルコマンナンはバジルシードを水に浸した時にできるゲル状の成分で、
コレステロールや食物の中の有害成分を吸着し便と共に排出してくれます。
ですが、この作用が薬やサプリメントの成分も吸着し排出する恐れがある
と言われています。
ジュースに入っている程度で少量なら問題ないかもしれませんが、
可能であれば薬や、サプリメントとは時間を空けて摂取したほうが
よろしいかと思います。
アレルギーになる
バジルシードは食品の為、アレルギーとなると全くないとは言い切れません。
調べた限りでは、バジルでアレルギーが出る方は少ないようです。
ですが、気になるようでしたら、初めは少量から始めたり、
アレルギー検査をすることも安全策の一つですね。
最後に
美容と健康、それにダイエットの効果的なバジルシードですが、
特に副作用がない事は理解いただけたと思います。
肝心なことは、購入する場合は信用できる所で購入し、
摂取量をちゃんと守りバジルシードと付き合う事ではないでしょうか?
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