しもやけの原因とは?どんな症状?これで安心!正しい治療方法と予防方法!

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しもやけ (1)

皆さんは寒い季節になると“しもやけ”に悩まされたりしませんか?痒くて、痛くて、厄介ですよね?でも、どうしてしもやけになるんでしょう?

更に、「自分はしもやけにはなったことがないから大丈夫!」なんて人も注意が必要なんですよ。実は現代の生活習慣にはしもやけの原因になるものがいっぱいなんです!

しもやけで悩まない為に、その症状や対策等を詳しく解説致します。

 

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で、しもやけとは?

しもやけ(霜焼け)とは、しもばれ(霜腫れ)、とうそう(凍瘡)とも言われていて、体の一部が冷えた為に、血液の循環が悪くなる事が原因で起こる“皮膚の炎症”になります。

しもやけは、「手足の先」の血管が細い四肢末端や「耳たぶ」「鼻先」「頬」等の外気に触れる部位に発症しやすいんですね。

では、どうしてしもやけになるのでしょう?

 

しもやけの原因を探る

原因を掴むことで、しもやけの予防にもなります。しもやけになる原因はいくつかあるので順を追ってご説明いたします。

 

◆温度

一番の原因は一日の気温差と皮膚表面の温度、更に気温が5℃前後で昼夜の気温差が大きい時期になりやすいと言われています。つまり、寒くなり、体温が低下して血行が悪くなった時に、しもやけになるのです。

 

◆体質

冷え性で血流が悪くなりがちな体質の方や胃腸が弱く筋肉がつきにくいタイプの方は、しもやけになりやすいと言われています。

 

◆遺伝

実は遺伝もしもやけに関係しています。こればかりは仕方がありませんが、自身の体質を理解し、しっかりと対処することで、ある程度予防できます。

 

◆その他

気温の他に湿度にも関係しています。湿気が多いと、しもやけになりやすいと言われています。更に、ビタミンEの不足により、発症しやすいとも言われています。

 

しもやけの症状ってどんなもの?

実は、しもやけには2つのタイプがある。

1.「樽柿型」

手足全体が熟れた柿のように腫れあがるといった特徴があり、子供に多いと言われています。

 

2.「多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)型」

手足の指や足の裏(ふち)、耳たぶや鼻、頬に赤い発疹が出るのが特徴で大人に多く見られます。

 

しもやけの症状

・手や足の指の先、耳や頬が赤くなっている。

・赤くなって腫れている。

・赤くなっているところが、むず痒い。

・ジンジンとした痛みがある。

と言ったものが挙げられますが、手足が痒いと言っても、しもやけと気が付かない人も多いようなので簡単なチェックをしてみて下さい。

 

簡単!しもやけチェック!

・手足や手足の指先が赤くなっている。

・手足の皮膚が赤くなり腫れている。

・手足の指に触ると痛みや痒みを感じる。

・入浴した後、痛みを感じ熱くなり痒みが出てきたりする。

これらの症状があれば、しもやけの可能性があります。症状が進行すると、水ぶくれや腫瘍になることもあり、出血を伴う場合もありますのでチェックに当てはまった方は、予防するに越したことはありません。

 

しもやけになりやすい人

更に、しもやけになりやすい人もいるのです。

・子供や女性

・血行が悪く冷え性な人

・普段から水に触れる機会が多い人

・ビタミンEが不足している人

となっています。心当たりはありませんか?ですが大丈夫!次はしもやけの予防方法についてご紹介致します。

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必見!しもやけ予防方法!

しもやけは、対策をしっかりしていれば、かなりの確率で予防できます。しもやけに限らずですが、なる前にちゃんと対策をしていれば、痒みや痛みに苦しむことはありません。

予防方法には大きく分けて「冷えないようにする」「血行を良くする」「食事に気を付ける」の3つがありますので具体的に対策方法をご紹介致します。

 

冷えないようにする

・体を冷やさない

何度も言いますが、一番の原因は「寒さ」です。外出する際は、手袋、マフラーはもちろん厚手の靴下、耳あてなんかを活用して寒さ対策をしましょう。

 

・肌を濡れたままにしない

特に家事などをする女性は注意が必要です。手を濡れたままにして置くと、そこから体温が奪われ手が冷えていきます。濡れた際はしっかり水分をぬぐい、家事をするときは、ゴム手袋などを利用しましょう。

スポーツ等で汗をかいた時も、ちゃんとタオルで拭き取り、濡れた靴下や手袋をそのままにせず取り替えるようにしましょう。

更に、風呂上がりには湯冷めしないように暖かい服装で過ごしましょう。

 

血行を良くする

・窮屈な靴や靴下は履かない

足先の血行を悪くするので履かないようにしましょう。靴下を重ねて履くときは、あまり窮屈にならないように注意しましょう。

 

・マッサージをする。

力をあまり入れすぎないように注意しながら、マッサージを行い血行を促進しましょう。入浴中に行うのも効果的です。

 

・お風呂に入って暖まる

シャワーでけで済ますのではなく、湯船につかり血行を促進し疲れをしっかり取りましょう。更にしもやけにオススメのお風呂の入り方が以下になります。

 

1.40度位のお湯と5度くらいの冷水を洗面器に用意します。

2.しもやけの部分を交互に浸すのをくり返えす。

3.患部についた水滴をよく乾かす。

 

お湯で始めてお湯で終わり、お湯に浸す時間を長めにしましょう。血行が良くなり、しもやけには効果抜群ですよ!

 

食事に気を付ける

・ビタミンEを摂取しましょう。

ビタミンEを多く含む食べ物を取ることが効果的と言われています。

即効性は期待できませんが、日頃から心がけることで、しもやけに強い体を作ることができます。ビタミンEには血管拡張作用があり、血流の改善の効果があります。つまり肩こりや冷え性等の改善も見込まれる栄養素なんです。

コチラビタミンEが多く含まれている食べ物になります。

食事はめんどくさいなんて人にはサプリメントも良いですよ。

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しもやけの治療方法

多くの場合は、しもやけになっても季節が変わり暖かくなると自然に治りますが、特に寒い地方に住んでいる方はそうも言っていられませんよね。

予防方法だけでも、しもやけは改善しますが、症状が酷い時は病院に行くことをススメいたします

ですが、中々病院に行けないという方に簡単な治療方法をご紹介致します。

 

◆湿布を貼る

湿布って肩こりなどに効果的ですが、しもやけにも効果があります。湿布には血行を促進する効果があるのです。肩こりとしもやけは、症状こそ違いますがどちらも血行不良が原因で起こる症状なんです。

サロンパスなんか使いやすくて良いですよ。

 

◆お薬で治す

薬局で薬剤師に相談できれば問題ないのですが、できない方はコチラを参考にして下さい。

紫雲膏(クラシエ)
漢方製剤の外用薬で、火傷や外傷、ひび、あかぎれ、しもやけ、ただれ、かぶれなどに広く効果があります。
間宮アロエ軟膏(ライオン)
ひび、あかぎれ、しもやけ、切りきずの治療薬。日本で唯一のアロエ配合の塗り薬。
ユースキンA(ユースキン製薬)
有効成分にビタミンE、グリチルレチン酸を配合したボディクリームです。
ヒアルロン酸Na、ビタミンCをプラス。ひび、あかぎれ、しもやけに。
オロナインH軟膏(大塚製薬)
家族の皮ふトラブルに。殺菌効果に優れたグルコン酸ヘキシジン配合の皮膚疾患外傷治療剤です。
ヒビケア軟膏(池田模範堂)
非ステロイド剤治療薬。繰り返し起きるパックリ割れた治りにくいひび・あかぎれもしっかり治療します。
ベルクリーンS軟膏(クラシエ薬品)
血行を良くするトウガラシチンキに、痛みやかゆみを止める成分を配合した軟膏で、あかぎれやしもやけなどに効果があります.
ハイスキール(佐藤製薬)
ビタミンE、ニコチン酸ベンジルエステルを配合した、浸透力の高いクリーム。グリチルリチン酸ジカリウムが炎症を鎮め、ジフェンヒドラミンがかゆみを抑えます。
ユベラリッチ(エーザイ)
膚の毛細血管の血行を促進するビタミンE、皮膚の代謝を高めるビタミンA、皮膚の炎症をしずめるグリチルリチン酸二カリウムを配合した軟膏です。

残念ながら、しもやけには「特効薬」というものがないんです。色々試してみて、ご自身に合う薬を探すことも大切です。まずは小さいサイズを使用してみて試して下さい。

 

最後に

私の友人は、毎年しもやけになって「痒くて血が出てきて痛い」と言って困っています。本当に辛そうで心苦しくなります。そんな友人の為、少しでも症状が良くなればと思い今回「しもやけ」をテーマにしてみました。

しもやけに悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。

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