マダニは殺人ダニ？噛まれたらどうするの？知っておきたい注意点

殺人ダニが全国各地で見つかり、

死に至るケースが相次いでいます。

殺人ダニとは一体・・・？

ダニとノミのちがいって・・・？

ダニから身を守る方法教えます！！

日本全国に広がる殺人ダニとは？

「殺人ダニ」と呼ばれるダニは、「マダニ」の一種で、

「フタトゲチマダニ」と言われるもの。

このマダニは体長3～4mmで肉眼で確認できます。

「殺人ダニ」は、SFTSウィルスという2011年に中国で発症した

原因不明の疾患を調査する過程で発見されたウィルスに感染している

マダニを言います。

このウィルスに感染しているマダニ、つまり「殺人ダニ」は、

日本全国どこにでも生息しています。

殺人ダニに噛まれた時の症状って？

殺人ダニに噛まれるとSFTSウィルスに感染し、

致死率12％という重症熱性血小板減少症候群になります。

通常、6日～2週間の潜伏期間を経て、

発症した際、初期症状として発熱や嘔吐、といった症状があり、

重症な場合は下血等をお越し死に至るケースがあります。

マダニは皮膚に噛み付き血を吸います。

すると体が3倍に膨れ上がり、役1cmの大きさになります。

そして激しい痛みを伴う痒みといった症状が現れます。

現在では、有効なワクチンは開発されていない。

気をつけて！！噛まれた時にしてはいけない事。

注意したいのは噛まれた時に自分でマダニを取り除かないことです!

殺人ダニに咬まれると、

血液にウイルスが流れ込み、血小板や白血球が減少します。

そして殺人ダニによる抗止血剤で血液が固まらない状態になるので、

気持ち悪いですが、医療機関に行き取り除いてもらうのがいいそうです。

殺人ダニは、強靭な鋏状の口器を皮膚の中に差し込みます。

この差し込む管にはぎざぎざの突起があり、

一度差し込むと抜けにくくなっています。

ですので、無理に引きちぎってしまうと口が皮膚ないに残ってしまい

炎症を起こして化膿することがあります。

注意してください！

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ダニとノミはどう違うの？

簡単に説明するとダニもノミも両方とも吸血します。

ダニですが、ダニにも吸血するものしないものがあり

吸血するものがマダニになります。

ノミは、バネのような足をもち、

自分の体の大きさの１５０倍もの高さを飛ぶことができます。

ノミはダニと違う吸血口を持っていて、

ノミの唾液がアレルギー反応を引き起こし痒みが生じます。

ですが、ノミは寄生されても症状はほぼ痒みだけ(ノミアレルギーも含む)

もしくはお腹の寄生虫をもらう程度になり、

殺人ダニと大きく違うところになります。

殺人ダニから身を守る方法

○ダニが多く生息する草むらや藪に近寄らないようにする。

○屋外では肌の露出を抑えるような服装をする。

○草むらなどに行った時は、ダニに噛まれていないか確認する。

○噛まれたら病院で対処してもらう。

○掃除をこまめに行い殺虫剤をうまく取り入れましょう。

＊過度な殺虫剤の使用は十分注意してください！！

又、特にペットを飼っている人は気をつけてください！

マダニはペットにも噛み付きます。

そして知らない間に家の中に入れてしまう事があります！

殺虫剤を使わずにダニを駆除する方法

殺虫剤を一切使用せずに駆除する場合は、

スチームクリーナー等を使用して

高温の蒸気をダニの潜伏場所を掃除します。

ですが、殺虫剤と異なり残効性は全くありませんので、

加熱もれが無いよう、隅々までくまなく掃除する必要があります。