1日断食(ファスティング)の効果とやり方!体重は減るのか?
一定期間の断食を行う「ファスティングダイエット」が注目されています。しかしファスティングダイエットが気になっていても「食べられない」というハードルの高さから、二の足を踏んでいる方も多いはず。
そういった方は、比較的気軽な「1日断食」から始めてみてはいかがでしょうか? 今回は、「断食の入門」とも言える1日断食の効果や方法について詳しくお話します。
ファスティングダイエットに興味がある方は必見です!
1日断食で効果あるの?
一般的なファスティングには、健康状態を改善する様々な効果があります。1日断食の場合には、どのような効果があるのでしょうか。期待される具体的な効果を以下にまとめました。
デトックス効果
摂取した食物の消化・吸収・排泄というサイクルを通して、人間の体の中には知らず知らずの内に有害物質が蓄積されています。有害物質の蓄積量が増え続けると、重篤な病気の原因になるため危険です。
通常、1日3食の頻度で食事をしていると、蓄積量に対して排泄が追いつかず、有害物質がたまっていくばかりだと考えられています。
食物の消化・吸収を止めれば、排泄活動が集中して行われます。1日断食は、有害物資の排出が活発になる「デトックス効果」が期待できるとして人気です。
内蔵の休息・メンテナンス効果
現代に蔓延している栄養価の高すぎる食生活は、内臓機能にダメージを与えると考えられています。1日断食は、普段の食生活で疲れきった内蔵を休めるために有効です。
また、一般的な1日3食の食事では、「消化酵素」の消費が早まります。消化酵素は免疫力の強さや新陳代謝の効率向上にも必要な成分なので、1日断食によって無駄な消費を防ぐことは重要です。
結論、1日断食で体重は減るのか?
上述したとおり、1日断食でも確かな健康改善効果が期待できます。しかし、多くの方が気になるのはダイエット効果ではないでしょうか。
結論から申し上げると、たった1日の断食でも確かに体重は減ります。カロリーを摂取せず消費しているのですから、体脂肪が燃え、体重が減るのは当然です。
加えて排出効果によりエネルギーが燃焼しやすくなりますので、断食後に運動をすればさらに効率的に痩せられます。
1日の断食であれば、1kg程度の体重が減ると言われています。断食中も飲み物は積極的に摂取しますので、体重計で測ったときの実際の体重変化は500~600g程度と、大幅な減少ではありません。
しかし、週に一度、月に4回程度の1日断食を実施すれば合計で2kg程度の体重を減らせる計算になります。
1日断食で明確なダイエット効果を期待するのであれば、長いスパンで定期的に行うことをおすすめします。
もちろん、それほど負担を感じないのであれば連続で2日以上のファスティングに挑戦しても問題ありません。
適度な運動を生活に組み込めば、ダイエット効果はさらに向上するでしょう。ダイエットの基本は「続けられることを無理なく」ですから、ファスティングに関してもくれぐれも無理をしないように気を付けてください。
で、どうするの?1日断食の方法
1日とはいえ、通常とは違う食生活で過ごすことになります。正しい知識を持って1日断食に取り組みましょう。以下では、1日断食の詳しい方法についてお話しします。
置き換えドリンク
「断食」とは、読んで字のごとく「食事を絶つこと」を意味します。しかし、現在普及しているファスティングダイエットは、何も口にしないわけではありません。1日断食では、食事の置き換えとして飲み物を摂取します。
食事の代わりとして用いられるのは、以下のような飲み物です。
・酵素ドリンク
・スムージー
・昆布茶
・ジュースクレンズ
これらのドリンクを1日に5回程度摂取し、体に必要な最低限の栄養を確保します。また、約5回のドリンク摂取以外にも、水やお茶などで水分を絶やさないようにすることが大事です。
1日とはいえ水分と栄養を完全に絶ってしまうのは危険です。くれぐれも、ご紹介したようなドリンクの摂取と水分補給を忘れないようにしてください。
お勧めの酵素ドリンクは、色々あるんですけど酵素ドリンクを超えたと言われる澱(おり)から生まれた「濃縮練り酵素【houbi(宝美)】 」が好きですね。
特に30代40代50代の方には嬉しい美容効果が期待できると言われていて、ドクダミやルイボス、クコの実など67種類の原材料を使用されています。
また、必須アミノ酸は酵素ドリンクの7~8倍もの量が含まれているんです。
houbi(宝美)はドリンクと言うよりも”ペースト状”ですので、いろんなアレンジができて飽きません。ファスティングにより、休めた内臓に染み渡る感じがします。
優秀な酵素ドリンクはhoubi(宝美)だけじゃありませんが、選ぶなら質の良い物をチョイスしてください。
貴方の体はあなたが食べた物で出来ています。それを忘れないで下さいね。
翌日の回復食
1日断食は、翌日に「回復食」を食べて過ごすことで完了します。「回復食」とは、断食から通常通りの食生活に戻るための、リハビリのような食事です。1日断食翌日の回復食は、以下のようなメニューで構成してください。
・柔らかめの白米(玄米)
・梅干し、もしくはお新香
・しらすおろし
・味噌汁
それぞれのメニューは通常の8割程度の量が理想です。また、食べるときは普段よりよく噛むことを意識してください。必ずしも上述した食材を食べる必要はありません。
基本的に消化のよいものをよく噛んで食べれば問題ありませんが、原則として油ものは厳禁です。
1日断食後、急に食生活を戻すと体調を崩しかねません。また、1日断食直後の通常色は、せっかく減らした体重をリバウンドさせてしまう原因ともなります。断食を行った1日だけで油断せず、必ず翌日に回復食を食べるようにしてください。
1日断食の感想
1日断食で得られる結果は、健康の改善や体重の現象だけではありません。想像していなかったポジティブな効果が現れることもあるようです。1日断食を行った方が語る感想をいくつかご紹介しましょう。
体の動きが警戒に
1日断食を実施した方は口々に「体が軽くなった」という感想を語っています。もちろん体重が減少しているのはその一因ですが、それでも体の動きが変わるほどの変化ではないはずです。内蔵が休まったことや、老廃物が排除されたことが起因しているのかもしれません。
味の好みが変化
普段の食生活が味の濃いメニューで構成されていても、断食中は水か上述したドリンクで過ごすことになります。
そのため、一度、1日断食を経験すると、味の好みが変化するケースがあるようです。多くの方は、断食以前より薄味を好むようになると言います。
塩分が多い食事は肥満や病気の原因となるので、これは好ましい変化と言えるでしょう。
少量の食事で満足感が得られるように
上述した味覚の変化は、食べる量にも影響を与えます。味付けが強くなくてもはっきりと味感じることから、少量の食事で満足感が得られるようになるようです。
「食事を量ではなく、味で楽しむようになる」と言ってもいいでしょう。また、食事制限を経験することにより普段の食べ過ぎを自覚するという、意識的な変化も起因しているようです。
空腹時の余裕
断食を経験することで、その後の空腹時にも精神的な余裕が生まれるようです。「空腹時もイライラせず、むしろ体に何も入っていない感覚が心地よくなった」と語っている人もいます。
食べ過ぎることがなくなるだけではなく、普段の仕事などにも落ち着いて向き合えるかもしれません。
最後に
ある程度まとまった期間の断食に抵抗感を抱いている方も、1日断食であれば気軽に始められるのはないでしょうか。
週に1回程度、無理のない頻度で行えば、体調に急激な変化が起きることもありません。ご家族に心配をかけることもないでしょう。
1日断食に慣れた後さらなるダイエットを望むのであれば、断食の日数を3日、5日、1週間と増やしていきましょう。
また、ダイエットの必要がない方にも、内蔵の休息や、老廃物の除去といった「体のリセット」をする方法として1日断食をおすすめします。今回ご紹介した内容を参考に、1日断食で理想の体を手に入れてください。
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