毎年、この時期になると、全国でとんど焼きが行われますね。
天高く燃え上がる炎を見上げ、火にあたり、無病息災を祈ります。
そこで、いつも考えてしまうのが、
とんど焼きで「燃やして良いもの」ってどんな物なのか?
「燃やして悪いもの」ってどんな物なのか?調べてみました。
とんど焼き「燃やして良いもの」「悪いもの」「微妙なもの」
一般的には、門松、しめ縄、書き初めですが、
とんど焼きで燃やして良いもの、悪いものには、
地域によって多少違いがあるんです。
つまり、ちゃんとした線引きが難しいのですが、
一般的なものをご紹介致します。
燃やして良いもの
気を付けたいのが正月飾りに付いている
針金や金属類。
燃えないものは、ちゃんと外しておきましょう。
◆正月飾り
門松・松飾り
注連飾り(しめ飾り)・注連縄(しめなわ)
玉飾り
餅花
輪じめ
鏡餅
羽子板
破魔弓
床の間飾り(床飾り)
座敷飾り
掛け軸
生花
神棚飾り
◆書き初め
悪いもの
他に正しい処分の方法があるものと考えて下さい。
◆年賀状
処分方法は、ゴミの日に出すか、
郵便局や自治体に回収してもらいます。
◆のし袋
神社やお寺で焚き上げて貰う
◆写真
神社やお寺で焚き上げて貰う
◆人形・ぬいぐるみ
とんど焼きで人形は処分できません。
長年大切にしている人形なら、
神社などで供養してもらうのがいいですね。
捨てても心が痛まない、大切にしていない人形なら
ゴミの日に捨てても良いそうです。
◆パワーストーン
燃えないし・・・。
ですが以下のリンクを参照してください。
◆神棚
神棚や神具は、家を守って頂いた神様が鎮座されていた場所です。
なので、神社に持ち込んで御払いをして頂き、
神社にて御焚き上げをして貰うのが一般的でしょう。
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微妙なもの
地域によっては燃やす所もあるようですが・・・。
◆御札、お守り
一番良い処分の方法は、
御札やお守りを購入した神社、お寺に引き取って貰う事。
神社によっては、「古札納め所」という専用の箱を
設置している所もありますから、そちらに納めると良いでしょう。
納める時期は、とんど焼きの時期だけでなくいつでも大丈夫ですよ。
気になるのは、「必ず購入した場所」でないといけないのか?
という事。
旅先で購入したお守りをわざわざ持っていくのは
流石に苦労しますもんね。
ですが大丈夫です。
全国どこの神社、お寺に納めても良いとのこと。
ちゃんとお祓いをして、お焚き上げするそうです。
◆みかん・鏡餅
神様をお迎えする目印としての役割があるものなんですが、
こちらも地域によって違いがあります。
燃やせない場合は、塩で清めてから半紙に包み処分します。
その後はゴミに出しましょう。
そこで注意して頂きたいのが、
「他のゴミと袋を分けてゴミに出す」という事。
最後まで感謝の心を忘れてはいけません。
◆おみくじ
持ち帰ったおみくじは、
1年が経過すると効果がなくなります。
その場合の処分方法は、
一般的には、そのおみくじを引いた神社の納札所へ返しましょう。
遠方の場合は、お守り同様、近くの神社でも構わないようです。
注意点
冒頭でも述べましたが、とんど焼きで燃やせるものは地域によって違いがあります。
前もって神社などに確認することをオススメ致します。
神社では、捨てることに抵抗がある物を
ちゃんと供養してくれる神社等が色々あります。
コチラを参考にして下さい。
とんど焼き
無病息災、五穀豊穣(むびょうそくさい・ごこくほうじょう)を祈る
火の祭り。
昔から悪魔を祓い、不浄なものを清めると言われています。
今年は、ご家族の健康を願い、
「どんど焼き」に出かけてみてはどうでしょう?
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