2018年の冬至は12月22日(土)です。
「冬至」って聞くと何を連想しますか?
よく聞くのが一年の間で昼が最も短く、夜が最も長くなる日。
そして柚子(ゆず)湯とかぼちゃ。さらには運気アップの日とされています。
ですがどうして、冬至の日にゆず湯とかぼちゃなんでしょうか?
今回は、冬至について少し深く探ってみました。
冬至とは?運気アップの日?
まず冬至についてなんですが、冬至とは北半球において
太陽の位置が1年で最も低くなる日です。
そして、日照時間が最も短くなり、
太陽の位置が1年で最も高くなる夏至と日照時間を比べると、
北海道の根室で約6時間半、東京で約4時間40分もの差があります。
2014年の冬至は、19年に一度の「朔旦冬至」(さくたんとうじ)でした。
「朔旦冬至」とは、新月(朔)と冬至が重なる日であり、
月の復活と太陽の復活が重なる日ということで、大変めでたいとされているんです。
そして、冬至は日が長くなる節目の日であることから
「開運」の日としても知られています。
年に一度のこの日にかぼちゃを食べてゆず湯に入って更に運気をあげましょう!!
夏至についてはコチラ
どうしてかぼちゃを食べるの?
その理由は冬至の日に「ん」のつく食べ物を食べると
「運」が呼び寄せられるためと伝えられています。
かぼちゃは、漢字で書くと「南瓜(なんきん)」とも言いますよね?
陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味しています。
その他にも6種類あって、
「蓮根(れんこん)」「人参(にんじん)」
「銀杏(ぎんなん)」「金柑(きんかん)」
「寒天(かんてん)」「饂飩(うんどん)=うどん」があり、
合わせて「冬至の七種(ななくさ)」といわれています。
よく見ると、それぞれ「ん」を2つ含んでいることがわかると思います。
これは「運盛り」という縁起かつぎです。
そして運盛りの食べ物は栄養も豊富でそれを食べて寒い冬を乗り越えるといった
昔の先人たちの知恵でもあるんです。
これって土用の丑の日に「う」のつく食べ物、
うなぎを食べる感覚と同じなんですよね。
寒さが厳しい冬を乗り越える為に、
「運盛り」の栄養満点の食材を食べて今年の冬も乗り切りましょう!
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