男性とは「浮気する生き物」。
全ての方がそうという訳ではないでしょうが、
やはり、魅力的な男性は
誠実であれ不誠実であれ相手が寄ってきますし、
その結果、浮気する事も仕方ないのかも知れません。
ですが、問題は自分のパートナーが
浮気するとなると話は別ですよね。
そこで注目されているのが
オキシトシンと言うホルモン。
またの名を「愛情ホルモン」と呼ばれています。
オキシトシンには男性が
浮気しなくなる効果があると言うのですが
一体どういう事なのでしょうか?
男性が浮気出来なくなるオキシトシンとは
オキシトシンは、
視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、
脳の下垂体後葉から分泌されると言われています。
そして、自律神経の働きを活発化させるセロトニン神経と関係して
効果を発揮すると言われています。
また、妊娠や出産、授乳に深い関係があると言われており、
出産の時に子宮を収縮させる作用や、
母乳を出しやすくする作用があると言います。
そして、ここが一番興味を引くところなのですが、
人と人が信頼関係を築いていく過程で
必ず存在している成分がオキシトシンと言われています。
家族や友人、そして恋人とより良い関係を築いていく為には
オキシトシンが不可欠だと言えます。
さらに、オキシトシンを多く分泌する男性は
浮気をしない事が分かっていると言います。
オキシトシンが男性に与える影響
オキシトシンの効果として代表的なのが
人間関係を円滑にすると言うものがあります。
そして、特に男性に与える影響としては
浮気をしなくなると言うものがあります。
ドイツ・ボン大学の
ディルクシェーレ博士らが行った研究報告では、
男性の浮気を防ぐには、
オキシトシンが有効だという結果が出たようです。
その研究では次のような実験が行われたと言います。
パートナーのいる男性といない男性それぞれに
オキシトシンを投与します。
そこへ、魅力的な女性と二人きりの状況に置き
その状態を調査したと言う実験です。
すると、パートナーがいる男性には女性との間に
一定の距離を取ろうとする事が判明したと言います。
男性に分泌されているオキシトシンが、
パートナー以外の女性に対して
感情にブレーキをかけたと言われています。
つまり、オキシトシンは大切なパートナーに対する想いを
強くすると言ったところでしょうか?
と言う事は、自分のパートナーにオキシトシンを分泌させれば
相手が浮気をしたくならない事になります。
見た目やお金だけじゃない「情」が
二人の深い「絆」を生んでいるのかも知れません。
見えない鎖
通常オキシトシンは
スキンシップにより分泌すると言われています。
大切なパートナーを繋ぎ止めておきたいのなら
性行為は勿論ですが、
手をつなぐやさりげないボディータッチを
心掛ける事が肝心です。
一般的に男性はオキシトシンの分泌量が
少ないと言われています。
つまり女性より浮気をしやすいのでしょう。
そんな男性にとってオキシトシンは、
まさに「見えない鎖」と言ったところでしょうか?
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